現在市販されているプロポリス製品の中でも「ブラジル産」「ユーカリ由来」であることが良質のプロポリスの代名詞となっています。というのは南部大西洋岸のサンパウロ州や南東部の高原地帯であるミナスゼ ラエス州を中心に広大なユーカリの森林が存在していて、そういった自然のままの密林がミツバチにとって非常に厳しい生活環境であるからこそ、良質のプポロリスが産出されると考えられています。つまり、ブラジルのジャングルは他の森林よりバクテリアやウィルスの様なミツバチに害を及ぼすものが多く、それらの外敵から巣を守るためにミツバチは殺菌力の強いプロポリスを産み出さなければならないということです。また、そういった環境は同時に植物にも悪影響を与える外敵であるという事で、植物自身も自衛策として、強力な殺菌力を持つ樹液を作り出しており、当然その成分はポロポリスにも反映されてくるはずです。ミツバチの巣の周辺環境が悪い場所ほど良質になるのは、こうしたいくつかの理由がブラジルには重なりあっているのだと思われています。